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最低賃金以下のインストラクターが大学で切り捨てられる一方、その同じ大学で ~ ピンクウォッシング批判の恣意性が覆い隠すもの

 暴走する早稲田大学 非常勤講師のさらに3分の1で働く最低賃金以下のインストラクターを違法に切り捨て

 

今年3月末で雇止めということは、最初に契約したのは2009年4月ということになるが、実はこの問題にスポットが当たり始めたのは、昨年(2013年)の夏だった。それまで「日本語インストラクター」は、ある意味で姿の見えない存在だったのである。

 大学内の身分制で最下層に位置づけられる専任非常勤講師より、さらに下に押し込められる弱い立場であり、何かを主張すれば職を失いかねず、名乗り上げることはできない。

 非常勤講師の雇い止めやコマ減(授業時間減)などのトラブルが起きた場合、組合に加盟すれば、大学に対して組合員通告をして交渉にあたることもできる。しかし日本語インストラクターの場合は、名前も明かせず、大学に対して組合員通告すらできないのが現状なのである。

 同じ立場のインストラクターどおしが、連携しようと仮に講師室等で集まったとしたら、たちまち知られてしまい、公然と行動することさえ困難なのである。

 

http://www.mynewsjapan.com/reports/1973

 

 

求人件名 早稲田大学文学学術院専任教員の公募(クィア・スタディーズ)

勤務形態 常勤(任期なし)

備考 早稲田大学は、国際化、男女共同参画などダイバーシティの実現を推進しております

 

https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=1&id=D115040216&ln_jor=0

 

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